夏風邪は冬風邪とは違うのですよ②

前回に引き続き夏風邪についてです。


今回は簡単に夏風邪の治し方を説明します。


1 良質の睡眠ができる環境の確保

2 こまめな水分補給

3 ぬるめのお湯に浸かる


1ですが、これ一番重要だと感じます。まずは病気に抵抗する免疫力を高めましょう。それには睡眠が一番。


夏場ですので、寝苦しい日が続くと睡眠不足になり免疫力は低下していきます。

あと身体の臓器もあまり休まりませんので、自然と身体は不調になっていきます。


暑苦しいと感じる夜はエアコン・扇風機・サーキュレーターを活用して涼しく眠れる環境を作りましょう。

設定はドライよりも冷房で(ドライだと設定温度より室温が低くなることがあります)


2も併せて説明すると、寝ているときの熱中症対策にもなります。


3ですが、免疫力を高めるには自律神経の「副交感神経」を優位にさせます。それにはお風呂が有効です。


職場や自動車、家の中でエアコンが効きすぎている環境に長時間いると身体は芯(内臓)から冷えます。そうなると当然身体はうまく機能せず、徐々に不調になります。


この夏の冷えも併せて解消するので、夏のぬるま湯の半身浴はおすすめです。

できることなら毎日お湯に浸かった方がいいです。

夏風邪に対しては、微熱程度なら長時間(20分以上)浸からず、気持ち悪くなるといった無理をしない範囲でお風呂につかりましょう。


ここまでは夏風邪の治療方法を説明しましたが、一番良いのは予防すること。


やってることは簡単ですが、これは習慣的にやることなので面倒でやらない人は多いです。


しかし自分が病気にかかり辛い目にあって、時間と金を費やして治すのと、効果があるかは分かりにくいけど、辛い目にあわないために時間も金もあまり掛けず続けるのは、どちらがいいでしょうか?


予防方法ですが、外出先から帰ったら

うがい、手洗い、目の洗浄をします。


ウィルスは目の表面粘膜から感染する場合があります。洗浄するには目薬のような点眼薬よりは、眼球の表面を洗浄する洗浄薬(ドラッグストアなどであります)が良いでしょう。

なければとりあえず目薬で対応します。


以上で夏風邪についての説明を終わります。


ちゃんとした対処をとれば夏風邪を早く治すことができます。

しかし一番は予防すること、皆さまの参考に少しでもなれば幸いです。