なんで身体がひんやりなの? 冷え性について


 私たちは自分の身体の中で無意識に当たり前のように動いていることを以外と知らないものです。

 このコーナーで少しずつですが説明していきます。



 ほとんどの女性に関係する身体の冷え。中には自覚症状がない人もいますが、大概は冷えています。


 体質から考えると、男性に比べて体脂肪が多い女性はもともと冷えやすいのです。


 現代社会は身体を冷やす原因がたくさんあります。


 冷暖房が完備された室内で仕事したり生活したりで、もともと身体に備わる体温調節機能のセンサーが鈍ります。


 また運動不足になる原因は、仕事や家事や極端な蓄積疲労で動く気になれないなどあるので省略しますが、運動不足は筋力を弱らせ、血液などの循環機能が低下します。


 血流が悪くなるとなぜ冷え性になりやすいのか??を下記で説明します。


 血液は細胞が機能するのに必要な酸素と栄養分を運びます。

そして細胞は栄養分のブドウ糖を酸素と反応させてエネルギーを作り、その際に熱が発生します。これが体温となります。


 血液の流れが悪くなると冷えるのは、これが原因です。


 ではどうすればいいのか?もうずっと冷え性だから諦めるしかないのか? 


 そうさせないように当院が誰にでもできるやり方を紹介します。

あまり難しいことは言いませんので、もう少し付き合っていただければ幸いです。


1 冷たい空間では「 首 」を温めよう


 クーラーが効きすぎた部屋、夏の職場ではよくあると思います。自分が寒いのに他の人の都合上、温度設定できない。

 できないことは仕方ないので、やれることをやりましょう。


 そんな肌寒い空間で仕事をするなら、首・手首・足首と首がつく関節を冷やさないように。

 すでに肩や腰や膝は、ひざ掛けやカーディガンでカバーしている方は多いと思いますが、「 首 」は見逃しがちでは。お試しを


2 身体の内側から温めよう


 これを習慣的にやった方がよい、ということを挙げていきます。


① 夏でもお風呂、ただし熱すぎるのは逆効果

  

 42度以上のお湯に浸かると「交感神経」が優位になり、身体はリラックスどころか臨戦態勢に入ってしまいます。

 夏は温かめ(ちょっとぬるいと感じるくらい、ここが大事です)で38度前後のお湯に10~20分の半身浴が効果的です。

 そうすると「副交感神経」が優位になり、リラックスして質のいい睡眠を促してくれます。  


② 熱すぎるものは必要ない、温かいものを美味しく気持ちよく


 辛すぎるものや、熱すぎるものを摂ると一時的には身体が暑くなりますが「交感神経」が優位になってしまいます。

 そして何より苦行です('_')


 おすすめの飲み物として、カモミールティーやジンジャーティーです。さらにすりおろした生姜(チューブのもので可)とハチミツを入れると、香り良し、味良し、となり身体はポカポカになりますよ(*´ω`)